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J-GLOBAL ID：201202234919559819   整理番号：12A1234295

2型糖尿病マウスのグルコース制御メカニズムに及ぼす籾殻煤煙抽出物の抗糖尿病効果

Antidiabetic Effects of Rice Hull Smoke Extract on Glucose-Regulating Mechanism in Type 2 Diabetic Mice

著者 (4件)： YANG Jun Young (Ajou Univ., Suwon, KOR) ,  MOON Eunpyo (Ajou Univ., Suwon, KOR) ,  NAM Seok Hyun (Ajou Univ., Suwon, KOR) ,  FRIEDMAN Mendel (Agricultural Res. Serv., U.S. Dep. Agriculture, California, USA)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 60  号： 30  ページ： 7442-7449  発行年： 2012年08月01日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高脂肪飼料を与えた2型糖尿病マウスへの籾殻煤煙抽出物(RHSE)の予防効果を調べた。対照マウスと比べ,0.5%あるいは1%のRHSEを7週間添加したマウスは,血液グルコース,中性脂肪,コレステロール濃度,血中インスリン値が著しく減少し,グルコース耐性が改善した。この血圧降下作用は,酵素活性と同族遺伝子発現の変化を伴った。また,肝臓のグルコキナーゼ,グルコース担体GLUT2とGLUT4,PPAR-γが上方制御され,グルコース-6-フォスファターゼとホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼが下方制御された。その結果として,グルコース制御能が正常に戻った。高脂肪食摂取も肝臓の壊死やランゲルハンス島のダメージを誘発したが,一方でRHSEがダメージと減少したインスリン製造β細胞数を回復させていた。これらの結果から,RHSE補助食は,酸化的ストレスや局所炎症によるダメージに対して,膵島細胞を保護することができると思われる。

シソーラス用語： マウス ,  作用機序 ,  籾殻 ,  煙 ,  煤 ,  物 ,  血糖降下薬 ,  分析 ,  血糖降下作用 ,  高脂肪食 ,  膵臓 ,  肝臓 ,  遺伝子 ,  酵素 ,  トリグリセリド ,  動物実験 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  ステロール ,  脂環式アルコール ,  *2型糖尿病 ,  インスリン
準シソーラス用語： *インシュリン非依存性糖尿病 ,  インシュリン ,  影響解析 ,  抽出物 ,  煤煙

分類 (2件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  糖質代謝作用薬の基礎研究  (GW13020Q)

物質索引 (2件)： グルコース ,  コレステロール

タイトルに関連する用語 (8件)： 2型糖尿病 ,  マウス ,  グルコース ,  メカニズム ,  籾殻 ,  煤煙 ,  抽出物 ,  糖尿病