文献
J-GLOBAL ID:201202234929596127   整理番号:12A0239793

水系セラミック懸濁液の安定化剤としてのカルボキシメチル化リグニン

Carboxymethyl lignin as stabilizing agent in aqueous ceramic suspensions
著者 (6件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 108-115  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
バイオエタノール生産のような大量のバイオマスを加工する工業から出される残渣の新しい用途の特定は,環境への影響を低減した持続可能な開発に不可欠であり,それがリグニンの立派な用途を見つけるために多くの努力が捧げられている理由である。本試験では,バイオエタノール生産のための工場でサトウキビバガスから得たリグニンをカルボキシメチル化し,水溶性カルボキシル化リグニン(CML)を得た。そして,CMLを水系アルミナ(Al2O3)懸濁液の安定化剤として用いた。CMLはリグニンのC9ユニットの置換度が0.46±0.01であり,カルボン酸基の解離によって幅広いpH領域で高分子電解質として働いた。水系アルミナ懸濁液における安定化剤としてのCMLの作用を,粘度測定,ゼータ電位および光子相関分光法(PCS)を用いて,主にpHと時間との関係に着目して調べた。その結果,全体的にCMLは凝集防止剤として優れた特性を有し,CMLは時間の経過に伴って低粘度で粒径の変化が小さい分散をもたらした。水を除去した後のアルミナ懸濁液から得た材料の形態的特徴には,走査電子顕微鏡によってCML添加によるプラスの効果が確認された。CMLによるアルミナ懸濁液の安定化は,電気的および構造的特性をセラミック工業などの様々な工業における特定の利用目的に合わせた改変リグニンの同様の用途を切り開くと考えた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
農業廃棄物の利用  ,  セラミック・陶磁器一般  ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール  ,  その他の高分子材料 

前のページに戻る