文献

J-GLOBAL ID：201202234939396525   整理番号：12A1450962

水懸濁液システム中で三成分単量体のフリーラジカルグラフティングによるポリプロピレンの改質

Modification of Polypropylene Via the Free-Radical Grafting Ternary Monomer in Water Suspension Systems

著者 (5件)： ZHU Baodong (Northeast Petroleum Univ., Daqing, CHN) ,  DONG Weichao (Northeast Petroleum Univ., Daqing, CHN) ,  WANG Jian (Northeast Petroleum Univ., Daqing, CHN) ,  SONG Jun (Northeast Petroleum Univ., Daqing, CHN) ,  DONG Qun (Northeast Petroleum Univ., Daqing, CHN)
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 126  号： 6  ページ： 1844-1851  発行年： 2012年12月15日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 剛直な単量体のマレイン酸無水物(MAH),スチレン(St)と柔軟な単量体のアクリル酸ブチル(BA)の三成分単量体を水懸濁液中でフリーラジカル重合によりポリプロピレン(PP)にグラフトしPP-g-PMSBと同時に非グラフト重合体ポリ(MAH-St-BA)を得た。最適合成条件は直交実験により決定した。最適条件下で単量体含有量の増加とともにPP-g-PMSBのグラフト率(G_p)及びポリ(MAH-St-BA)含有量(C_m)は増加した。これらの三成分単量体は長鎖分岐としてPP骨格へグラフトした。G_pの増加によりPP-g-PMSBの極性と熱安定性は増加し,結晶度は低下し,分子量分布は狭くなった。接触角はG_pが6.87%の時,PPの90.26°から72.12°へ低下した。C_mの増加によりグラフト生成物の結晶度と熱安定性は低下し,分子量分布は広くなった。接触角はC_mが3.64%の時63.51°に低下した。これは非グラフト重合体の存在がグラフト生成物の親水性を改善することを示している。

シソーラス用語： *グラフト共重合 ,  *グラフト共重合体 ,  *ポリプロピレン ,  直交配列 ,  最適条件 ,  極性 ,  接触角 ,  結晶度 ,  熱安定性 ,  分子量分布 ,  ラジカル重合 ,  反応機構 ,  不飽和脂肪酸 ,  オレフィン化合物 ,  カルボン酸エステル ,  芳香族炭化水素 ,  ビニル化合物 ,  酸素複素環化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸無水物 ,  ジカルボン酸

分類 (1件)： 共重合  (CG04030D)

物質索引 (3件)： アクリル酸ブチル ,  スチレン ,  マレイン酸無水物

タイトルに関連する用語 (4件)： 水懸濁液 ,  単量体 ,  ポリプロピレン ,  改質