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J-GLOBAL ID：201202234943932482   整理番号：12A0677852

神経保護:冬眠動物からの教訓

Neuroprotection: Lessons from hibernators

著者 (4件)： DAVE Kunjan R. ,  CHRISTIAN Sherri L. ,  PEREZ-PINZON Miguel A. ,  DREW Kelly L.
資料名： Comparative Biochemistry and Physiology. B. Biochemistry and Molecular Biology  (Comparative Biochemistry and Physiology. B. Biochemistry and Molecular Biology)
巻： 162  号： 1-3  ページ： 1-9  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： A0956B  ISSN： 1096-4959  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 冬眠する哺乳類は,典型的な温血哺乳類に似た状態である正常体温と,脳が正常な脳の10%程度の血流を受ける仮死状態である長期休眠状態との間を移行するので,極端な代謝状態と体温を経験する。休眠状態への,及び休眠状態からの移行は,休眠状態自体の極端な代謝抑制及び低体温よりも生理的挑戦である。冬眠する哺乳類は,脳卒中,心停止あるいは頭部外傷によって引き起こされる脳への血流の低下である脳虚血に耐える類を見ない能力を示した。脳虚血はヒト及び大半の他の哺乳類において多くの場合に死あるいは身体障害をもたらす一方で,冬眠哺乳類は,休眠時,あるいは正常体温時に実験的に誘導した脳への血流が劇的に低下した時に病的効果を受けなかった。様々な協調的適応がこれらの動物における脳虚血の耐性に寄与する。本レビューにおいて,脳虚血損傷及び神経変性疾患からヒトの脳を保護する新規な治療標的及び戦略を示唆する,変温哺乳類における適応を論じた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *保護作用 ,  薬理作用 ,  *冬眠 ,  脳虚血 ,  神経系疾患 ,  脳卒中 ,  低温症 ,  神経毒性 ,  シナプス形成 ,  酸化ストレス ,  炎症 ,  細胞死 ,  A1受容体
準シソーラス用語： 興奮毒性 ,  神経変性 ,  *神経保護作用

分類 (2件)： 動物生理一般  (EJ02010E) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 神経 ,  冬眠 ,  動物 ,  教訓