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J-GLOBAL ID:201202235036374203   整理番号:12A0930652

腸内細菌群のプロファイル及び数と肝硬変患者及び健常人との間の比較

Comparison of the Gut Microbe Profiles and Numbers Between Patients with Liver Cirrhosis and Healthy Individuals
著者 (9件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 7-13  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: H0506A  ISSN: 0343-8651  CODEN: CUMIDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒト肝臓は,細菌-腸相互作用などの様々な生物機構により腸と相関がある。腸微生物相の変化は肝臓障害進展の誘発及び助長において重要な役割りを果たすと考えられる。本研究の目的は肝硬変患者における腸内微生物相の特徴付けをし,健常人と比較した時の肝硬変患者における腸内微生物相の多様性と類似性に変化があるかどうかを評価した。全体の腸微生物相組成を特徴付けるため,16S rRNA遺伝子のV3領域標的の普遍的プライマーをPCR-変性勾配ゲル電気泳動(DGGE)に採用し,いくつかの切除したゲルバンドを配列決定のためクローニングした。更に,Enterobacteriaceae,Enterococcus及びBifidobacterium属標的のグループ特異プライマーを使って,微生物相の亜個体群を定量的に分析するためリアルタイムPCRを利用した。2群のDGGEプロファイルから,肝硬変群と健常人群との間に有意差がある(P<0.05)ことが示された。一方,リアルタイムPCRにより,健常人群と比べ肝硬変群において,Enterobacteriaceae及びEnterococcusの著しい増加が明らかになった(P<0.05)。Bifidobacterium属とEnterobacteriaceaeの比は肝硬変群で低下したが,統計的に有意差がなかった。本研究は,腸微生物相の変化と肝硬変との間の強い相関を明らかにした。Copyright 2012 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の疾患  ,  微生物の生態 

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