抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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防音壁の音響性能の測定・評価に関して,国内外で用いられている方法を概説した。防音壁全体の挿入損失の測定について述べたあと,反射・解析・透過の3つの要素を個別に鑑定する方法について述べた。内容は,単純な挿入損失の測定,吸音性能および遮音性能の測定では,実験室測定法,現場測定法,音響性能の長期的な耐久性の推定方法を,また先端改良装置の回折音低減性能として,地面の影響を含む測定方法,地面の影響を除外した測定方法,性能評価結果を利用した施工時効果の予測,から構成した。欧州における動向として紹介したEN1793シリーズ等の方法はQUIESSTと名付けられたプロジェクトで現在も検討が進められていが,最新の成果として,吸音性能および遮音性能に関する評価結果をデータベース化して公開する取り組みが報告されている。