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J-GLOBAL ID：201202235065971369   整理番号：12A1012236

カーボンナノチューブ電界効果トランジスタにおけるコンタクト金属の仕事関数と伝導性の関係

Relation between conduction property and work function of contact metal in carbon nanotube field-effect transistors

著者 (4件)： NOSHO Y. (Nagoya Univ.) ,  OHNO Y. (Nagoya Univ.) ,  KISHIMOTO S. (Nagoya Univ.) ,  MIZUTANI T. (Nagoya Univ.)
資料名： Nanotechnology  (Nanotechnology)
巻： 17  号： 14  ページ： 3412-15  発行年： 2006年 
JST資料番号： W0108A  ISSN： 0957-4484  CODEN： NNOTER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カーボンナノチューブ電界効果トランジスタ(NTFET)におけるコンタクト金属の仕事関数と伝導性の関係を調べた。伝導型とドレイン電流は仕事関数に依存した。p型伝導挙動を示すTiとPdのコンタクト電極を用いたNTFETとは対照的に,Mgコンタクト電極を用いたデバイスは両極性を示し,Caコンタクト電極を用いたほとんどのデバイスはn型伝導挙動を示した。これは,金属/ナノチューブコンタクトの障壁高さがコンタクト金属の仕事関数に依存することを示しており,Fermi準位ピン止めがSiとGaAsなどの従来の半導体とは対照的に界面で弱いことが示唆された。さらに,仕事関数が異なる各種コンタクト金属を陽極と陰極に用ている不純物ドーピングが無いナノチューブ擬pnダイオードの非線形整流電流電圧特性も示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *FET【トランジスタ】 ,  *カーボンナノチューブ ,  接触 ,  *仕事関数 ,  *導電性 ,  電気接点 ,  金属 ,  チタン ,  鉛 ,  マグネシウム ,  カルシウム ,  電極 ,  極性 ,  N型半導体 ,  高さ ,  Fermi準位 ,  ピン止め ,  ダイオード ,  電流電圧特性 ,  電気伝導率 ,  境界 ,  両極性 ,  障壁高さ ,  半導体-金属境界 ,  カーボンナノチューブFET
準シソーラス用語： カーボンナノチューブ電界効果トランジスタ ,  コンタクト

分類 (2件)： トランジスタ  (NC03070N) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (3件)： カーボンナノチューブ電界効果トランジスタ ,  コンタクト ,  仕事関数