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J-GLOBAL ID：201202235113065413   整理番号：12A1236982

現状と将来の気候におけるバルト海の外洋と浅海域間の栄養輸送と交換のモデリング

Modeling Nutrient Transports and Exchanges of Nutrients Between Shallow Regions and the Open Baltic Sea in Present and Future Climate

著者 (6件)： EILOLA Kari (Swedish Meteorological and Hydrological Inst., Sven Kaellfelts gata 15, 426 71, V Froelunda, SWE) ,  ROSELL Elin Almroth (Swedish Meteorological and Hydrological Inst., Sven Kaellfelts gata 15, 426 71, V Froelunda, SWE) ,  DIETERICH Christian (Swedish Meteorological and Hydrological Inst., 601 76, Norrkoeping, SWE) ,  FRANSNER Filippa (Swedish Meteorological and Hydrological Inst., 601 76, Norrkoeping, SWE) ,  HOEGLUND Anders (Swedish Meteorological and Hydrological Inst., 601 76, Norrkoeping, SWE) ,  MEIER H. E. Markus (Swedish Meteorological and Hydrological Inst., 601 76, Norrkoeping, SWE)
資料名： AMBIO  (AMBIO)
巻： 41  号： 6  ページ： 586-599  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： E0782A  ISSN： 0044-7447  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スウェーデン (SWE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バルト海の外洋と浅海域間の栄養塩類の水平輸送パターンと正味の交換を定量化した。分析では,生物地球化学-物理を結合させた循環モデルを用い,1961年~2100年までの過渡現象シミュレーションを行った。2つの栄養負荷シナリオと組み合わせ,2つの全球大気循環モデルからIPCCのA1B気候変動シナリオを地域にダウンスケールしたものをモデルとして用いた。分析の結果,モデル化された栄養輸送は,大部分は大規模な内部の水の循環に従い,将来的には循環に小さな変化があるという予測がなされた。浅い海域と深い海域間の栄養の循環と交換が激しくなり,将来温暖化した場合,内部のリンの除去は弱まることが明らかとなった。こうした効果は,バルト海行動計画に伴う栄養負荷の削減による影響を相殺している。気候変動と栄養削減の正味の影響としては,バルト海の浅い海域へ溶存無機リン流入の増加であることが明らかとなった。Copyright 2012 Royal Swedish Academy of Sciences Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *バルト海 ,  外洋 ,  浅水域 ,  モデリング ,  *栄養塩類 ,  海洋モデル ,  国際会議 ,  予測 ,  大気循環 ,  *地球温暖化 ,  気候変動 ,  溶存成分 ,  リン
準シソーラス用語： IPCC ,  栄養負荷 ,  海洋循環モデル ,  気候変動シナリオ ,  浅海域 ,  無機リン

分類 (3件)： 海洋汚濁  (SB02040B) ,  環境問題  (SA01020V) ,  地球化学一般  (DD01010E)

タイトルに関連する用語 (9件)： 現状 ,  将来 ,  気候 ,  バルト海 ,  外洋 ,  浅海域 ,  栄養 ,  輸送 ,  モデリング