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J-GLOBAL ID:201202235114063228   整理番号:12A1161789

Ni触媒をもつYST-SDCコンポジット系の固体酸化物燃料電池アノードの安定性

Stability of solid oxide fuel cell anodes based on YST-SDC composite with Ni catalyst
著者 (4件):
資料名:
巻: 216  ページ: 409-416  発行年: 2012年10月15日 
JST資料番号: B0703B  ISSN: 0378-7753  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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従来からのNi系のサーメット使用と置き換えるために,固体酸化物燃料電池のアノードとして,イットリアをドープしたSrTiO3(YST)とNi触媒を加えてサマリアをドープしたセリア(SDC)のコンポジット系のセラミック物質を評価した。その結果は,燃料酸化に対するSDCとNiの優れた触媒活性のために,アノードの電気化学的特性が著しく向上するという適切なNi添加の利点を示した。計画的に温度を減少させたプロファイルは,コンポジット中に塊状物がなく相互作用するNiOの存在を示した。Ni/YST-SDC(20wt%NiO)アノードのセルは,従来のNi系サーメットに比較して,低い水蒸気対カーボン比(S/C=0.1)と高度に加湿した水素燃料(40%H2O-H2)の非常に過酷なメタン燃料状態での長期の稼動で安定した特性を示した。100時間の稼動後に少量のカーボンの析出が認められたが,電気化学特性には殆ど影響を及ぼさなかった。この安定した特性は,効果的にカーボン生成を抑制するYST-SDCセラミック構成の優秀性によるものだった。さらにNi/YST-SDCアノードはレドックスサイクルに対しても高い許容性を示した。これらの結果から,Ni/YST-SDCコンポジットは過酷な条件下で作動するSOFCのアノード物質への有望な候補と考えられる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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燃料電池 

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