文献

J-GLOBAL ID：201202235136237831   整理番号：12A0630452

粒子の混合の数量化における粒子スケール指数

A Particle-Scale Index in the Quantification of Mixing of Particles

著者 (4件)： CHANDRATILLEKE G. R. (Univ. New South Wales, NSW, AUS) ,  YU A. B. (Univ. New South Wales, NSW, AUS) ,  BRIDGWATER J. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR) ,  SHINOHARA K. (Particulate Chemical Engineering Lab., Hokkaido, JPN)
資料名： AIChE Journal (American Institute of Chemical Engineers)  (AIChE Journal (American Institute of Chemical Engineers))
巻： 58  号： 4  ページ： 1099-1118  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： A0337A  ISSN： 0001-1541  CODEN： AICEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 個別要素法(DEM)は粒子規模の混合過程の詳細を求めるのに役立つ道具で,ブレード付ミキサで発達する流れ構造を十分に記述することを示した。今回,混合により生ずる微細構造を数量化する最良の方法としてDEMから得られる微細構造の優越性を求めた。粒子混合物の構造を表すため配位数に基づき粒子規模混合指数(PSMI)を定義した。続いて混合の品質を3通りの方法,通常法に基づく巨視的混合指数,配位数,およびPSMIにより定性的および定量的に解析した。それらの有効性を種々の粒子負荷配置で,種々の体積分率,粒径比,および密度比をもつ粒子の二成分混合物で発生させたDEMデータに基づき検討した。他の2法とは異なり,PSMIは直線的に異なる粒子の二成分混合物が時間と共に混合または分配のどちらかになり,検討した全ての混合物で混合または分配の過程に伴う粒子規模構造変化を検出できることを示した。さらにPSMIは従来の混合指数では悩みのタネであった試料のサイズや数に影響されないことが期待できる。

シソーラス用語： *粒子 ,  *混合 ,  *個別要素法 ,  混合装置 ,  *流れ構造 ,  微細構造 ,  *混合度 ,  配位数 ,  体積率 ,  粒径 ,  密度 ,  計算機シミュレーション

分類 (1件)： 固体の製造・処理一般  (XD03021O)

タイトルに関連する用語 (2件)： スケール ,  指数