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J-GLOBAL ID：201202235154589591   整理番号：12A0146532

溶解気体の分離を考慮したキャビテーション流れ解析

著者 (2件)： 井小萩利明 (東北大 流体科研) ,  落合直哉 (東北大 流体科研)
資料名： フルードパワーシステム  (日本フルードパワーシステム学会誌)
巻： 43  号： 1  ページ： 17-19  発行年： 2012年01月15日 
JST資料番号： S0170B  ISSN： 1346-7719  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： キャビテーション流れの新しい数値解析手法として,キャビテーションの発生に大きな影響を与える相変化と溶解気体分離を考慮した手法を概説した。初めに,圧縮性気液二相局所均質媒体モデルを用いた数値解法を説明した。本モデルはサブグリッドスケールでの気液二相媒体を局所的に均質な単相媒体と見なすモデルに基づいた。ついで,数値解析の例として翼形周りのキャビテーション流れを取り上げ,溶解気体分離と相変化の相互依存性によってキャビティの成長が左右されることを示した。

シソーラス用語： *溶存ガス ,  ガス分離 ,  *キャビテーション ,  *流動解析 ,  数値解析 ,  相転移 ,  気液二相流 ,  物体の周りの流れ ,  翼 ,  *解析
準シソーラス用語： 相変化

分類 (1件)： 膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U)

引用文献 (7件)：

• 井小萩利明. 大型計算機を用いたキャビテーション流れ解析の現状. フルードパワーシステム. 2004, 35, 3, 23-26
• 沼知福三郎. キャビテーション発生機構に関する一寄與. 機械学會論文集. 1937, 3, 11, 177-181
• 奥田孝造. 気泡雲の崩壊挙動の数値シミュレーション. 機械学会論文集 (B編). 1996, 62, 603, 3792-3797
• OCHIAI, N. Numerical Prediction of Cavitation Erosion Intensity in Cavitating Flows around a Clark Y 11.7% Hydrofoil. Journal of Fluid Science and Technology. 2010, 5, 3, 416-431
• 松本洋一郎. 気泡運動における不凝縮ガスの影響. 機械学会論文集 (B編). 1986, 52, 475, 1168-1174

タイトルに関連する用語 (4件)： 溶解 ,  気体 ,  キャビテーション ,  流れ解析