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J-GLOBAL ID:201202235203863491   整理番号:12A0312915

大気圧プラズマ増強化学蒸着堆積によるポリジメチルシロキサン(PDMS)の表面修飾および長期表面親水性の解析

Surface modification of PDMS by atmospheric-pressure plasma-enhanced chemical vapor deposition and analysis of long-lasting surface hydrophilicity
著者 (4件):
資料名:
巻: 162  号:ページ: 425-434  発行年: 2012年02月20日 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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大気圧プラズマ増強化学蒸着堆積(AP-PECVD)により,簡便,高生産性,そして汎用性というような数点の利点が得られる。長期親水性性質に向けて,疎水性ポリジメチルシロキサン(PDMS)表面を修飾するために,本検討ではAP-PECVDベースの方法を提起する。親水性保持力を増強するために,2種類の層をPDMSブロック(TEOS-O2/CH4/PDMS)の表面にAP-PECVDにより順次堆積した。ベアのPMDS表面に反応物質としてCH4を用いて炭化水素層を最初にコートし,次に,テトラエチルオルトシリカートと酸素(TEOS-O2)を用いて親水性SiOx層を堆積した。高度に架橋した炭化水素層はベアPDMS表面と親水性層間の物理的バリア層(PBL)として作用した。PBLが二重層によって修飾PDMS表面の疎水性回復を抑圧するということを確証するために,PBL無しに単層コートPDMS試料(TEOS-O2/PDMS)をTEOS-O2を用いたAP-PECVDにより調製した。表面特性は,静的接触角測定,表面粗さ測定,および表面化学組成/化学結合測定により決定し,二重層で修飾したPDMS表面と比較した。TEOS-O2/PDMSの表面モルフォロジーはPDMSオリゴマーの親水層への拡散により著しく劣化したが,しかし,TEOS-O2/CH4/PDMSのそれは長期間維持された。このように,TEOS-O2/CH4/PDMSはほとんど0の最も低い接触角を有し,28日間接触角がほとんど変化しないという長期表面親水性を示した。このように,提起した方法は,PDMSにおける安定した親水性表面特性が要求されるような応用分野への適用に適合することが確証される。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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その他の高分子材料  ,  固-液界面 

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