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J-GLOBAL ID：201202235210684039   整理番号：12A0669573

抽出によるススキ属の脱リグニン化

Delignification of Miscanthus by Extraction

著者 (7件)： PADMANABHAN Sasisanker (Univ. California-Berkeley, CA, USA) ,  ZAIA Edmond (Univ. California-Berkeley, CA, USA) ,  WU Katherine (Univ. California-Berkeley, CA, USA) ,  BLANCH Harvey W. (Univ. California-Berkeley, CA, USA) ,  CLARK Douglas S. (Univ. California-Berkeley, CA, USA) ,  BELL Alexis T. (Univ. California-Berkeley, CA, USA) ,  PRAUSNITZ John M. (Univ. California-Berkeley, CA, USA)
資料名： Separation Science and Technology  (Separation Science and Technology)
巻： 47  号： 1-4  ページ： 370-376  発行年： 2012年01月01日 
JST資料番号： D0435B  ISSN： 0149-6395  CODEN： SSTEDS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ススキ属中のリグニンからセルロースを遊離させるための抽出前処理方法の本質的な特徴を示した。大気圧および70°Cの穏やかな前処理条件を使用し,抽出に対しては,穏やかな塩基であるエチレンジアミン(EDA)を用いて,リグニン部を可溶化させるための有機溶剤あるいはイオン液体(IL)と混合された,リグニン-炭水化物架橋を分裂させた。選択した2つのILは,リグニンに対して優先的な可溶性を示した。条件が穏やかであるため,抽出されたリグニンは化学的に分解はされず,リグニン-炭水化物架橋の分裂によって,結果として得られる大抵セルロースあるいはヘミセルロースを含んだ前処理された固体材料は,その後のグルコースあるいは他の有益な生成物への転換に適していた。EDAおよびエチレングリコールを含んだ混合溶剤は,EDAおよび1-エチル-3-メチルイミダゾリウムトシラート([Emim][Ts])を含んだ混合溶剤よりもより効率的であった。

シソーラス用語： *脱リグニン ,  *ススキ属 ,  *溶媒抽出 ,  イオン液体 ,  ヘミセルロース ,  セルロース ,  アルキレンジアミン ,  ジアミン ,  第一アミン ,  脂肪族アルコール ,  ジオール

分類 (2件)： 抽出  (CC01040H) ,  木材化学  (FF05040V)

物質索引 (3件)： エチレンジアミン ,  1-エチル-3-メチルイミダゾリウム ,  エチレングリコール

タイトルに関連する用語 (2件)： ススキ属 ,  脱リグニン化