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J-GLOBAL ID：201202235210859440   整理番号：12A0763790

市街地路面上への重金属蓄積における固形物の役割

Role of Solids in Heavy Metals Buildup on Urban Road Surfaces

著者 (5件)： GUNAWARDANA Chandima (Queensland Univ. of Technol., QLD, AUS) ,  GOONETILLEKE Ashantha (Queensland Univ. of Technol., QLD, AUS) ,  EGODAWATTA Prasanna (Queensland Univ. of Technol., QLD, AUS) ,  DAWES Les (Queensland Univ. of Technol., QLD, AUS) ,  KOKOT Serge (Queensland Univ. of Technol., QLD, AUS)
資料名： Journal of Environmental Engineering  (Journal of Environmental Engineering)
巻： 138  号： 4  ページ： 490-498  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： D0422A  ISSN： 0733-9372  CODEN： JOEEDU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 固形物は雨水流出水中の有害汚染物のキャリアーとして広く認められ,受入水域に大きなリスクを及ぼしている。本稿は,固体表面への重金属吸着に関する徹底的調査で得られた知見を概説する。住宅地,工業地区,及び商業地区から集めた汚染物蓄積試料を4つの粒度範囲に分別し,一連の物理化学的パラメータ及び9種の重金属(Fe,Al,Pb,Zn,Cd,Cr,Mn,Ni及びCu)について分析した。粒度範囲が細かくなるほど,比表面積(SSA)と全有機炭素(TOC)含量が高くなり,重金属との強い相関が確認された。固体の物理化学的特性を基に,交通と土壌源に由来する2型の固体を確認した。交通起源の固体はCdやCrなどの重金属の負荷が高く,SSAと強い相関があった。これは,重金属と固体の間のカチオン交換のような表面依存的結合の存在を示唆した。対照的に,土壌に帰せられるFe,Al,MnはTOCとの強い相関を示し,化学吸着のような強い結合を示唆した。Znは主に,Fe,Al,Mn酸化物と結合した固体に付着して存在した。データ解析はまた,より細かい画分が多いこと,固体の70%が150μmより小さいことを確認した。

シソーラス用語： *重金属 ,  *汚染物質 ,  排水 ,  *雨水 ,  *市街地 ,  固体 ,  *懸濁物質 ,  比表面積
準シソーラス用語： 道路排水 ,  流出雨水 ,  *懸濁固形物 ,  雨水流出 ,  雨水汚染物

分類 (2件)： 水質汚濁一般  (SB02010U) ,  下水道工学,廃水処理一般  (SC03010E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 市街地 ,  路面 ,  金属蓄積 ,  固形物 ,  役割