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J-GLOBAL ID:201202235230108905   整理番号:12A1338356

Drosophilaにおいて,Mio/dChREBPは,脂質合成と摂食行動を制御することにより,同等に体脂肪量を増加させる

Mio/dChREBP coordinately increases fat mass by regulating lipid synthesis and feeding behavior in Drosophila
著者 (8件):
資料名:
巻: 426  号:ページ: 43-48  発行年: 2012年09月14日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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栄養過多の間,トリグリセリドは合成され,食糧不足時期のエネルギーとして貯蔵される。高グルコースの存在により,解糖及び脂質生成に関わる多数の酵素の発現を誘導する転写因子である炭水化物応答エレメント結合蛋白質(ChREBP)の活性化がおこる。ChREBPは主な代謝組織で発現されているが,我々は肝臓のChREBP機能を基本的に理解しているが,他の組織のChREBPの機能を研究するためのin vivo遺伝システムが欠けている。本研究で,著者らはハエの幼虫と成体における脂肪蓄積の制御における,ChREBPのDrosophilaのホモログ,Mlx interactor(Mio),の役割について特徴付けを行なった。Mio突然変異体では,高グルコースにより誘導された脂質生成酵素のmRNA発現が減少し,RNA干渉により特に脂肪体のMioレベルを下げることによりやせた表現型を示す。また,やせた表現型は,ChREBP結合パートナーであるMlxのハエホモログであるbigmax遺伝子が幼虫脂肪体で減少した時にも観察される。興味あることは,脂肪体のMioが欠乏すると,これらの動物で観察されるトリグリセリドの低下の有力な原因と思われる摂食が減少する。しかしながら,脂肪体のMioレベルの減少により摂食あるいは飢餓状態の睡眠に影響しないことから,Mioは,飢餓誘導行動の一般的な制御因子として機能しているとは思われない。まとめると,これらのデータは,Drosophilaにおける脂肪貯蔵においてMioが役割をはたしていること示し,栄養の入手可能性と摂食行動を調和させるために脂肪体での栄養センサーとして働いていることを示唆している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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脂質の代謝と栄養 
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