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J-GLOBAL ID:201202235232249646   整理番号:12A1428957

社会経験依存希突起膠細胞成熟および髄鞘形成での重要期間

A Critical Period for Social Experience-Dependent Oligodendrocyte Maturation and Myelination
著者 (7件):
資料名:
巻: 337  号: 6100  ページ: 1357-1360  発行年: 2012年09月14日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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幼児期の社会的隔離及び無視が神経白質の変質と関係付けられる成人期行動障害と知的障害を引き起こす機構を解明するために,マウス内側前頭前皮質(mPFC)に注目して中枢神経系(CNS)の髄鞘形成と機能に対する幼少期社会経験の影響を調べた。プロテオリピド蛋白質プロモーターの調節下,希突起膠細胞中に緑色蛍光蛋白質を発現する離乳初期(出産後21日)雄マウスを隔離環境(各標準ケージに1匹),通常環境(各標準ケージに4匹)または富化環境(48時間毎に交換する遊具を設置した大ケージに8匹)にて4週間飼育した後,社会性と行動記憶を調べた。その結果,隔離環境にて飼育したマウスのみが異常挙動を示した。離乳直後2週間隔離したマウスの前頭前皮質機能と髄鞘形成に変質が認められ,この変質はマウスを通常社会環境に戻しても回復しなかった。これらの変質は希突起膠細胞ErbB3受容体の欠損により表現型模写され,社会的隔離がErbB3のリガンドであるニューレグリン-1の発現低下をもたらすことが分かった。社会経験はニューレグリン-1/ErbB3シグナリングを通して前頭前皮質髄鞘形成を調節することを明らかにした。
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分類 (2件):
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神経の基礎医学  ,  精神障害 
タイトルに関連する用語 (5件):
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