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J-GLOBAL ID:201202235258866937   整理番号:12A0675689

ホルムアルデヒドの分解に対するTiO2-SiO2薄膜中の共ドーパントの影響

Effect of Co-Dopants in TiO2-SiO2 Thin films on the Formaldehyde Degradation
著者 (3件):
資料名:
巻: 223  号:ページ: 1455-1465  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: C0720A  ISSN: 0049-6979  CODEN: WAPLAC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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約100°Cの低温で,ゾルゲル法と組み合わせたペルオキソチタン酸手法(PTA)を用いて,二酸化チタン(TiO2)-二酸化ケイ素(SiO2)の薄膜を合成した。フィルムの物理化学的性質と,紫外線と可視光照射下でのメチレンブルーとホルムアルデヒドの光触媒分解に対する,鉄(Fe3+)またはチオ尿素(N-S),およびFe3+とN-Sの共ドーパントのタイプと量の影響を調査した。X線回折,透過型電子顕微鏡,波長分散型蛍光X線分光法,フーリエ変換赤外分光法,X線光電子分光法,および紫外可視分光法により,光触媒の物理化学的性質を評価した。結果は,この方法から得られたTiO2の結晶相はもっぱらアナターゼであり,針状結晶は10~25nmの平均直径であることを示した。メチレンブルーとホルムアルデヒドの光触媒分解のための最適な濃度である1.0wt%のFe3+または0.125wt%のN-Sの単独のドーパントと比較して,0125wt%のN-S+1.0wt%のFe3+の共ドーパントは,分解効率をさらに上昇した。TiO2-SiO2中の0125wt%のN-S+1.0wt%のFe3+の共ドーパントは,メチレンブルーとホルムアルデヒドと高分解効率をもたらす,TiO2のバンドギャップの狭小化において相乗的な役割を果たすと考えられた。PTA法により合成したTiO2-SiO2膜の結晶粒径が小さいため,可視領域において無ドープで80%の高透過率が得られ,ドープした薄膜では50~60%に低下した。Copyright 2011 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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