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J-GLOBAL ID：201202235288940970   整理番号：12A0718065

広温性硬骨魚類のミトコンドリア高含有塩類細胞によるイオン輸送の制御:低温ショックvs.低温順応

Control of ion transport by mitochondrion-rich chloride cells of eurythermic teleost fish: Cold shock vs. cold acclimation

著者 (6件)： BUHARIWALLA H.e.c. ,  OSMOND E.m. ,  BARNES K.r. ,  COZZI R.r.f. ,  ROBERTSON G.n. ,  MARSHALL W.s.
資料名： Comparative Biochemistry and Physiology. A. Molecular & Integrative Physiology  (Comparative Biochemistry and Physiology. A. Molecular & Integrative Physiology)
巻： 162  号： 3  ページ： 234-244  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： C0461B  ISSN： 1095-6433  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 海水順応広温性マミチョグ(Fundulus heteroclitus L.)を低温/高温条件(5及び20°C/4週間)に順応化した。多数のミトコンドリア高含有塩類細胞を含む20°C順応動物の鰓蓋上皮(OE)を膜チャンバーに搭載し,冷却後Cl^-分泌を阻害する低温ショックに曝露した。10°Cへの低温曝露はCl^-分泌を示し(Q₁₀=1.62±0.204,95%CI),OEは低温ショックに急速且つ可逆的に応答したが,8.0°C以下で急速低下が生じ,組織は低張に応答しなかった。Tyr407でリン酸化された焦点接着キナーゼは頂端膜においてCFTRと共局在し,20°Cで低張ショックにより脱リン酸したが,5°Cでの低温順応OEは低張ショックに正常に応答した。低温順応は肝臓のC18:1を増加し,C18:0脂肪酸を低下し,ホメオビスカス適応を示した。広温性魚類は膜流動性の維持及び複合輸送調節経路の保存により低温への浸透圧調節システムに順応した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *Fundulus heteroclitus ,  細胞 ,  *鰓 ,  *イオン輸送 ,  *環境順応 ,  ミトコンドリア ,  *寒冷刺激 ,  水溶液 ,  浸透圧 ,  非受容体型チロシンキナーゼ ,  リン酸化 ,  塩素チャンネル ,  細胞膜 ,  脂肪酸組成 ,  イオンポンプ【生体】 ,  *生体内イオン輸送
準シソーラス用語： CFTR ,  NKCC ,  塩類細胞 ,  焦点接着キナーゼ ,  浸透圧調節 ,  頂端膜 ,  低温ショック応答 ,  低張液

分類 (2件)： 動物に対する影響  (EE04040K) ,  細胞膜の輸送  (EF04020R)

タイトルに関連する用語 (8件)： 硬骨魚類 ,  ミトコンドリア ,  塩類細胞 ,  イオン輸送 ,  低温 ,  ショック ,  Vs ,  順応