抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大阪道頓堀は,江戸時代から明治,大正期を経て戦後の高度経済成長期に至るまで芝居街として栄え,大阪の文化の中心地的な役割を担ってきた。約400年の歴史において,度重なる大火と戦災に遭遇したにもかかわらず復興と繁栄を続け,現在では国内有数の繁華街に発展したが,芝居町の面影はほとんど残されていない。本研究は,このような失われた大阪の都市景観を3次元コンピュータグラフィックスで復元し,デジタルアーカイブを構築することを目的としている。本稿では,その基礎検討として行われた道頓堀五座と周辺の街並みの復元について述べ,可視化の意義と可能性について考察する。(著者抄録)