文献
J-GLOBAL ID:201202235387120062   整理番号:12A0999762

ベンジルアルコールの選択的酸化における,磁性酸化鉄ナノ粒子とフェロセン成分を含有する安定化配位子との相乗活性

Synergistic activities of magnetic iron-oxide nanoparticles and stabilizing ligands containing ferrocene moieties in selective oxidation of benzyl alcohol
著者 (7件):
資料名:
巻: 26  ページ: 1-5  発行年: 2012年09月05日 
JST資料番号: W1328A  ISSN: 1566-7367  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
フェロセン成分を含有するイミン又はアミン配位子によって安定化された磁性酸化鉄ナノ粒子を合成し,FTIR,XRD,AAS,TEM,磁性試料視力計(VSM)及びMoessbauer分光法で特性解析した。ナノ触媒としてのフェロセン成分と酸化剤としてのH2O2が有りと無しの条件下,合成した磁性ナノ粒子の存在下でベンジルアルコールの酸化を行った。このナノ触媒において,安定化配位子中における磁性ナノ粒子とフェロセン成分との相乗活性が観察された。配位子含有フェロセン成分によって安定化された磁性酸化鉄ナノ粒子を有するナノ触媒系中のベンジルアルコールの転化とベンズアルデヒドの選択性は,フェロセンなしのナノ触媒系よりはるかに顕著に促進された。ナノ触媒作用は,まずナノ粒子表面上へのベンジルアルコールの吸着によって,次いで磁性酸化鉄ナノ粒子とフェロセン成分の両方におけるFentonタイプ反応によって進行するものと考えられる。フェロセン成分は,磁性酸化鉄ナノ粒子に対する相乗作用によるベンズアルデヒドの強化された選択性のためのナノ触媒において重要な役割を果たす。よってナノ触媒の強化された触媒活性はナノ粒子を囲む安定化配位子の構造を調整することによって実現する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の触媒  ,  酸化,還元  ,  芳香族単環アルコール 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る