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J-GLOBAL ID：201202235408391290   整理番号：12A0186902

TiO₂ナノチューブ上CdSeクラスタのin situ電着をベースにしたカドミウムイオンの光電気化学検出のための容易で効率的な戦略

A facile and efficient strategy for photoelectrochemical detection of cadmium ions based on in situ electrodeposition of CdSe clusters on TiO₂ nanotubes

著者 (5件)： LIANG Yan (Tongji Univ., Shanghai, CHN) ,  KONG Biao (Tongji Univ., Shanghai, CHN) ,  ZHU Anwei (Tongji Univ., Shanghai, CHN) ,  WANG Zhen (Tongji Univ., Shanghai, CHN) ,  TIAN Yang (Tongji Univ., Shanghai, CHN)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 48  号： 2  ページ： 245-247  発行年： 2012年01月07日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Cd²⁺イオンの測定用電気化学的手法について検討した。酸化チタン膜に可視光域吸収は無い,狭バンドギャップのCdSeは可視光域に明瞭な吸収ピークを有する,そこでTiO₂ナノチューブ上CdSEの電着(CdSe/TiO₂)クラスタは,可視光照射下で光電流を発生する。さらに発生光電流は,TiO₂ナノチューブ上電着CdSeクラスタ増量により増加する。この原理により溶液中のCd²⁺イオン濃度の定量分析が可能になった。開発した手法は,広い濃度範囲(1×10^-9-1×10^-2M)で線形性を示し,検出限界は0.35nM(~0.04ppb)であった。水道水,湖水中のCd²⁺イオン濃度の定量に適用したところ,ICP-AESのような従来法による定量値と良い一致が見られた。CdSe/TiO₂の電子顕微鏡観察画像などを提示した。共存イオンの影響についても試験した。

シソーラス用語： ICP-AES分析 ,  電子顕微鏡観察 ,  酸化チタン ,  ナノチューブ ,  セレン化カドミウム ,  クラスタ ,  *電着 ,  *化学反応 ,  *カドミウム化合物 ,  *金属イオン ,  光電気化学反応 ,  *定量分析 ,  光照射 ,  光電流 ,  濃度依存性 ,  線形性 ,  検出限界
準シソーラス用語： *カドミウムイオン ,  *その場反応 ,  可視光照射 ,  二酸化チタン

分類 (2件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  カドミウムとその化合物  (SB05022I)

タイトルに関連する用語 (9件)： TiO2 ,  ナノチューブ ,  CdSe ,  クラスタ ,  電着 ,  カドミウムイオン ,  光電気化学 ,  容易 ,  戦略