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J-GLOBAL ID:201202235415961965   整理番号:12A0675968

再処理及び廃棄物管理用の304LN高窒素ステンレス鋼の鋭敏化及び粒界腐食挙動

Sensitization and Intergranular Corrosion Behavior of High Nitrogen Type 304LN Stainless Steels for Reprocessing and Waste Management Applications
著者 (5件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 2069-2084  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: E0265B  ISSN: 1073-5623  CODEN: MTTABN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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廃棄核燃料再処理及び廃棄物管理時の塩化物や硝酸環境を意図した304LN高窒素ステンレス鋼(SS)の鋭敏化と粒界腐食(IGC)抵抗を評価した。このために,窒素含有量がそれぞれ0.132,0.193,0.406%と高く,不純物を制御しVを添加した304LN SS合金を開発した。比較のために,再処理工場で現在使用されている304L SSも調査した。これらステンレス鋼を948K(675°C)で1~1000時間の様々な保持時間の熱処理に供し,IGC感受性をASTM A262のA及びE試験法によって評価した。鋭敏化の程度は二重ループ電気化学的再活性化法によって推定した。窒素含有量が多いほど,硬さが高く,結晶粒が微細になる。詳細な金属組織と腐食の研究に基づいて,窒素の0.132%と0.193%の添加がIGC抵抗を改善するが,さらに窒素を加えると窒化クロムの析出のために逆に悪化すると判断した。このことは電気化学的相分離及びX線回折研究によっても確かめた。鋭敏化の発現は,0.132%Nの場合も0.406%Nの場合も速いが,これは前者の場合は窒素含有量が低いこと,後者の場合は結晶粒が微細であることが原因である。窒素を0.132%及び0.193%含む304LN SS合金が高硬度で優れたIGC抵抗を持つことは,この合金が再処理や廃棄物管理工場の硝酸や塩化物を含む環境に適していることを意味している。Copyright 2012 The Minerals, Metals & Materials Society and ASM International Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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放射性廃棄物  ,  化学装置材料  ,  腐食基礎理論,腐食試験 
タイトルに関連する用語 (5件):
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