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J-GLOBAL ID：201202235429441557   整理番号：12A1313074

ピコ秒のストップウォッチ 時刻のディジタル化コンバータの進歩

Picosecond Stopwatches

著者 (1件)： CHRISTIANSEN Jorgen (CERN)
資料名： IEEE Solid-State Circuits Magazine  (IEEE Solid-State Circuits Magazine)
巻： 4  号： 3  ページ： 55-59  発行年： 2012年 
JST資料番号： W2270A  ISSN： 1943-0582  CODEN： SCMOCC  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 加速器が発生する高エネルギー粒子が標的を通過する時刻は粒子が発生する電気信号がなだらかなパルスであるからその振幅が影響して時刻に誤差を生じる。1950年代にE.Gattiがバーニア・クロノトロンを提案してピコ秒精度の時刻測定が可能になり1980年代まで標準的な時刻ディジタル変換器として進歩を続けてきた。現在では多様な時刻ディジタル変換器TDCがあるが時刻のディジタル化は振幅のディジタル化ADCと同じ手法では実行できないことに注意する必要がある。ICによる灰色コードカウンタの手法が使えるのは1n秒まででサブナノ秒の計測には特別な手法が必要になる。そのアーキテクチュアの原理と,飛行時間検出器TOFを使う具体的事例としてCERNとALICEが採用しているALICE-TOFとCMSの両検出装置を紹介した。

シソーラス用語： *ピコ秒 ,  *信号変換器 ,  ディジタル計測器 ,  *時間測定 ,  *ウオッチ ,  高分解能 ,  時間分解能 ,  計装 ,  研究所 ,  実験 ,  測定精度 ,  飛行時間法
準シソーラス用語： 時間ディジタル変換器 ,  ストップウォッチ ,  核計装 ,  CERN ,  ALICE【実験】

分類 (2件)： 時間,速度,加速度,角速度の計測法・機器  (AD05040K) ,  放射線計測・計測器一般  (AD08010Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： ピコ秒 ,  時刻 ,  ディジタル化 ,  コンバータ