抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では筆者の修理工場に運び込まれてから2年間動かずのままであった2005年型Chevy Cobaltの修理例について紹介する。当該車は一時期は人気車種であったが,走行距離48,000マイルにもかかわらず鼠害の跡もあった。著者はまず燃料ポンプが回転するかどうかを調べ,前回修理時に他の作業者がリレーに作業ミスを犯したことを見つけた。2006年型Ford Crown Victoriaの運転席のシートベルト予張装置の注意ランプが点灯した事例では,固定装置制御モジュール(RCM)について,回路のコネクタピンの配置図(ピンアウト)から接続回路に拡大(パンアウト)して調査した。安全を確保したエアバッグ作動を確認した後に予張装置不良を確認し,交換して解決した。Cobaltではトランスミッション制御モジュール(TCM),パワーステアリング制御モジュール(PSCM)の通信不良を確認し,TCM不良を特定して中古品と交換し,速度計,変速機を正常に復帰した。