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J-GLOBAL ID：201202235514483889   整理番号：12A1371863

計測・センシングのアルゴリズム シミュレーションと計測技術を融合した逆問題解析統合解法

著者 (1件)： 小島史男 (神戸大 自然科学系)
資料名： 計測と制御  (Journal of the Society of Instrument and Control Engineers)
巻： 51  号： 9  ページ： 821-827  発行年： 2012年09月10日 
JST資料番号： F0131A  ISSN： 0453-4662  CODEN： KESEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： シミュレーション技術と計測技術を融合して材料の経年劣化特性を定量的に評価する逆問題解析統合解法について説明した。プラント設備のCBM(状態基準保全)においてCM(状態監視技術)は基幹技術であるが,膨大なセンサの設置点数がCM実用化の課題となっている。その課題克服には,広範囲で欠陥発生箇所のスクリーニングをおこなう技術と欠陥発生箇所における継続的な傾向監視をおこなう技術が必要であり,本稿では後者に関する逆問題解析統合解法について検討した。本稿では,渦電流探傷法による欠陥寸法計測やシミュレーションを例として,非破壊検査における逆問題解析について解説した。さらに,統計的手法を用いた欠陥情報の復元やMCMC法を用いた欠陥寸法計測について解説した。

シソーラス用語： *逆問題 ,  計算機シミュレーション ,  *予防保全 ,  監視 ,  非破壊検査 ,  渦電流検査 ,  モンテカルロ法 ,  故障検出 ,  信号処理
準シソーラス用語： MCMC法 ,  渦電流探傷法 ,  状態監視 ,  *状態基準保全 ,  欠陥検出

分類 (1件)： 非破壊試験  (HB02030F)

引用文献 (18件)：

• 1) H.T. Banks, F. Kojima and W.P. Winfree: Boundary estimation problems arising in thermal tomography, Inverse Problems, 6-4 (1990)
• 2) F. Kojima, N. Kubota, F. Kobayashi and T. Takagi: Shape recovery of natural crack using evolutionary programming related to eddy current testing, International Journal of Applied Electromagnetics and Mechanics, 15-4, 243/247 (2001)
• 3) H.T. Banks and F. Kojima: Identification of material damage in two dimensional domains using SQUID based NDE system, Inverse Problems, 18-6, 1831/1835 (2002)
• 4) F. Kojima: Inverse Problems related to Electromagnetic Nondestructive Evaluation, Research Directions in Distributed Parameter Systems, SIAM Frontiers in Applied Mathematics, FR27, SIAM, Philadelphia, ISBN 0-89871-548-2 (2003)
• 5) F. Kojima and A. Ausri: Identification of stress corrosion cracking of SUS samples arising in electromagnetic nondestructive testing, Journal of Inverse and Ill-posed Problems, 15-8, 799/812 (2007)

タイトルに関連する用語 (10件)： 計測 ,  センシング ,  アルゴリズム ,  シミュレーション ,  計測技術 ,  融合 ,  逆問題 ,  解析 ,  統合 ,  解法