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J-GLOBAL ID：201202235573286140   整理番号：12A0584675

高速圧縮機を用いた湿性水素/酸化剤混合の点火遅延研究

Ignition delay study of moist hydrogen/oxidizer mixtures using a rapid compression machine

著者 (4件)： DAS Apurba K. (Dep. of Mechanical and Aerospace Engineering, Case Western Reserve Univ., Cleveland, OH 44106, USA) ,  SUNG Chih-jen (Dep. of Mechanical Engineering, Univ. of Connecticut, Storrs, CT 06269, USA) ,  ZHANG Yu (Dep. of Mechanical Engineering, Univ. of Connecticut, Storrs, CT 06269, USA) ,  MITTAL Gaurav (Dep. of Mechanical Engineering, The Univ. of Akron, Akron, OH 44325, USA)
資料名： International Journal of Hydrogen Energy  (International Journal of Hydrogen Energy)
巻： 37  号： 8  ページ： 6901-6911  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： B0192B  ISSN： 0360-3199  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 湿性水素/酸化剤混合の自動点火が,高速圧縮機を利用して実験的に調べられて来た。この研究では,化学量論組成の水素/酸化剤混合の点火遅延におよぼす水添加の効果について,圧縮温度域T_c=907~1048K,3種類の圧縮圧端P_c=10bar(1MPa),30bar(3MPa)および70bar(7MPa)で調べた。高速圧縮装置実験は,反応混合気体内の水のモルパーセントが,0%,10%および40%の場合について行った。P_c=30barと70barでは,10%と40%の水蒸気の存在が自動点火を促進した。しかし,P_c=10barでは,水添加(10%)は反応性を遅延させ,同時点火遅延を増大させた。報告例に見られる様様な反応機構と比べると,考察した圧力と温度域では,シミュレーションした点火遅延に見られる広範囲の結果を示した。ただ,ほぼ全ての機構で水添加による点火遅延について得られる予測が類似の傾向を示した。高圧域でこの実験と良く一致し,また低圧域で少しの不一致を示す最近の化学運動機構を利用して,粗い感度分析を行い,問題とする温度圧力窓域でのドライ混合に対する重要な反応を同定した。同定された重要な反応をさらに不確定性の範囲で調整して,水添加無しの場合における低圧(P_c=10bar)での点火遅延に関して,機構の予測から得られる結論の改善を試みた。さらに,反応速度の修正により,圧縮圧を変えた場合における湿性混合に対する実験データと機構予測との良好な一致を得た。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 圧縮機 ,  *混合気体 ,  *圧縮点火機関 ,  *水素 ,  *酸化剤 ,  化学量論 ,  添加物効果 ,  水 ,  圧力効果 ,  温度依存性 ,  計算機シミュレーション ,  着火 ,  遅れ ,  濃度依存性 ,  湿度
準シソーラス用語： 圧縮点火

分類 (1件)： 圧縮点火機関  (PB02030N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 圧縮機 ,  水素 ,  酸化剤 ,  点火 ,  遅延 ,  研究