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J-GLOBAL ID:201202235595653295   整理番号:12A0759281

DLC被覆咬合中足し節関節用接着中間層の体内損傷の解析

Analysis of the in-vivo failure of the adhesive interlayer for a DLC coated articulating metatarsophalangeal joint
著者 (7件):
資料名:
巻: 25  ページ: 34-39  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: W0498A  ISSN: 0925-9635  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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咬合関節中での粒子放出により引き起こされる好ましからざる生理反応が,なお,全人工股関節置換術における主な関心事である。ダイヤモンド様炭素被膜(DLC)は,多くの技術的応用で非常に低い摩耗値を示す。これらの顕著なトライボロジー特性を体内の耐荷重性咬合関節へ移植使用の試みは,極めて問題であることが判明した。被覆されたニ咬合面を有するDLC被覆金属中足し節関節(MTP)人工関節を約4年後に,外植した。DLC被覆を指節骨構成成分の全面からと中足骨構成成分の大部分の面から剥離した。この被覆は,引き掻かれ,そしてその引き掻き傷に平行に剥離されている様に見えた。体内損傷の理由を遡及的に明らかにするために,取り出した人工関節をX線光電子分光法(XPS)深さプロファイリングおよび断面走査電子顕微鏡(SEM)分析により解析した。皮膜は,CoCrMo基材上の約180nm厚みのDLC膜と約120nm厚みのシリコンベース接着促進中間層から成っていた。横断カットのSEM観察から,DLC被膜の剥離は,主に,隙間腐食によるSi中間層全体のゆっくりとした体内腐食により引き起こされることが分かった。更に,CoCrMo基材とSiベース中間層間の弱い機械的結合が,Si中間層の下の体液の取り込みを促進した。隙間腐食に対するSiの不安定性は,また,シリコン単結晶を使った別の隙間実験によっても実証された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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生体代行装置  ,  その他の無機化合物の薄膜  ,  腐食 

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