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J-GLOBAL ID：201202235632349500   整理番号：12A0758870

汚染土壌の監視付き自然減衰(MNA):欧州における最新技術-批判的評価

Monitored natural attenuation (MNA) of contaminated soils: State of the art in Europe-A critical evaluation

著者 (4件)： DECLERCQ I. (Hogeschool-Universiteit Brussel, Center for Economics and Corporate Sustainability (CEDON), Warmoesberg 26, 1000 ...) ,  CAPPUYNS V. (Hogeschool-Universiteit Brussel, Center for Economics and Corporate Sustainability (CEDON), Warmoesberg 26, 1000 ...) ,  CAPPUYNS V. (KULeuven, Dep. of Earth and Environmental Sciences, Celestijnenlaan 200 E, 3001 Heverlee, BEL) ,  DUCLOS Y. (Serv. de la Programmation de la Rech. (SPR), ADEME, Centre d’Angers 20, avenue du Gresille, BP 90406, 49004 ANGERS ...)
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 426  ページ： 393-405  発行年： 2012年06月01日 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ここ数年間,汚染サイトのクリーンアップ及び修復に自然減衰(NA)法の利用が注目されるようになった。しかし,既存の経験に基づく報酬(return on experience;ROE)を含め,監視付き自然減衰(MNA)に関する既存情報のインベントリへのニーズもまた,近年益々高まっている。本稿は,ヨーロッパ全体でのMNAの適用に焦点を当てた。第1に,MNAの定性的及び定量的側面についての全ての入手可能なデータを集めるため,文献調査を行った。第2に,アンケートを作成し,フィンランド,スペイン及びUKを含む6カ国の規制及び研究分野の専門家に送付した。第3に,MNAに関するSNOWMAN研究会(11月7日,2011,パリ)からの寄稿を本稿に含めた。結果は,いくつかの国の法的枠組みや既存の協定を含め,MNAに関する先端技術であり,様々な国の間の比較,並びに欧州全体の既存のMNA事例の展望とROEに関連する側面の考察を組み合わせたものとなった。その結果,MNAは今やほとんどの国で通常の修復技術の一つと考えられていることが分った。MNAは現在汚染サイトの修復に適用されているが,いくつかの国(フィンランドなど)では公定の修復技術とは認められていない。本研究はまた,国によるMNAの手法並びに適用レベルの違いを確認・例示した。しかし,同時に,MNA法における生物分解プロセスの重要性など,MNA法におけるあるレベルの一貫性があることを注記しておくことも重要である。さらに,本研究の主な結果は,既存のMNA事例に関する情報の系統的収集と共有の必要性を強調するものである。これによって,明確なROEが可能となる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 土壌汚染 ,  *生物分解 ,  *土壌浄化 ,  自浄作用 ,  *減衰 ,  *監視 ,  法規制 ,  地下水 ,  *地下水汚濁
準シソーラス用語： モニタリング ,  環境規制 ,  *自然減衰 ,  自然浄化

分類 (3件)： 環境衛生,公害対策一般  (SC01000F) ,  土壌汚染  (FB04100T) ,  水質汚濁一般  (SB02010U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 汚染土壌 ,  自然減衰 ,  MNA ,  欧州 ,  評価