文献

J-GLOBAL ID：201202235663215307   整理番号：12A0566800

綿布ののり抜におけるよりクリーンな製造技術

Cleaner production technologies in desizing of cotton fabric

著者 (2件)： UL-HAQ Noaman (National Univ. Sci. and Technol., Islamabad, PAK) ,  NASIR Habib (National Univ. Sci. and Technol., Islamabad, PAK)
資料名： Journal of the Textile Institute  (Journal of the Textile Institute)
巻： 103  号： 3  ページ： 304-310  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： W0939B  ISSN： 0040-5000  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 綿布の湿式加工の前処理として,のり抜は重要なプロセスである。染色及びプリントの前に布上に被覆されたのりの除去が必要である。有害物質を環境に優しい物質であるα-アミロースで置換したクリーンな製造技術を綿布ののり抜に応用した。酵素のり抜プロセスは人,機械,環境に優しい。酵素のり抜の状況と結果を調べるために4種の異なるタイプの装置を用いた。酸及び酸化的のり抜とは異なり,のりの生物分解は布を傷めず,温室効果ガスを放出しなかった。最も品質ののり抜は,ウインチ技術を用いることにより観察された。TEGAWAスケールによるのり抜度は8であった。使用したのり抜剤は0.5~4.0kg/1000リッターであった。ウインチ(バッチ)のり抜の場合,白度は76%で,生機の1.5倍高かったが,パッドスチーム(連続)のり抜プロセスの白度は69%で,生機の1.35倍高かった。連続プロセスでは時間が効率的で,競争力ある結果が得られた。

シソーラス用語： *綿布 ,  *糊抜 ,  *生産技術 ,  *グリーンケミストリー ,  *環境保全 ,  *白色度
準シソーラス用語： 製造技術 ,  環境にやさしい化学 ,  白度

分類 (2件)： 染色・仕上げ一般  (YM06010J) ,  生産工程  (YM01050S)

タイトルに関連する用語 (3件)： 綿布 ,  のり抜 ,  製造技術