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J-GLOBAL ID:201202235664099823   整理番号:12A0506733

美白クリームの危険性

The dangers of skin-lightening creams
著者 (5件):
資料名:
巻: 94  号: 1-2  ページ: 195-219  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: D0907A  ISSN: 0277-2248  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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美白クリームはオンラインやメディアで大々的に宣伝されている。それらは高度に有害な水銀,ヒドロキノン及びステロイドなど様々な活性成分を含み,特に長期の使用は有害である。サウジ市場で販売されている多くの商品中に高い含量の水銀が含まれているのを10年以上見てきた。これらのいくつかは政府により禁止された。しかし,他の成分の存在は文書で立証されていない。本研究は最も良く出回っている美白クリームについて水銀,酸化チタン,ヒドロキノン,及びコルチコステロイドなどの有害成分を検定するために行なった。チタン(50試料),ヒドロキノン(55試料),オヨ母コルチコステロイド(56試料)の分析に総計33銘柄を選定した。その他,水銀の分析に23銘柄(34試料)を検査した。34美白クリームのうち2銘柄がUS FDAの規制値1μgg-1以上の水銀を含んでいた。全ての製品はEUとUS FDAの安全規制値の25%(w/w)以下の二酸化チタンを含んでいたが,7銘柄のうち8製品は化粧品の着色添加剤許容値1%を上回って含んでいた。更に,7銘柄の8つのクリームは,FDAの新たな規制値1.5%(w/w)以上のヒドロキノンを含んでいた。試験した4種のコルチコステロイド化合物のうち,最も頻繁に検出されたのはコルチゾンであり,13銘柄の18製品は検出限界(MDL)の6μgg-1以上を含み,最高は0.32%(w/w)であった。デキサメタゾンが5銘柄の7製品にみられたが,MDLの9μgg-1以上を含んでいたクリームは3つのみであった。コルチコステロイドの有害性については異論もあろうが,これらは安全でステロイドを含まないとの前提でパーソナルケア製品として市販されている。サウジ市場で販売されている美白クリームは1以上の有害成分を含んでおり,それらは多くの場合,包装に記載されていない。これらの成分の多くは長期の繰返し使用では有害で,健康リスクをもたらす。
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分類 (2件):
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化粧品  ,  化学物質の毒性一般 
物質索引 (1件):
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