抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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知能燃焼監視はシリンダ圧力データを計測し,評価する確立された手法である。最近の多くのWartsila低速ディーゼル主機械では知能燃焼監視(ICM)を装備し,全シリンダのシリンダ内圧力をリアルタイムに計測している。ICMは機械式又は電子式で制御される全ての2サイクル機関に適用できる。ICMパッケージは,性能評価ばかりでなく過度のブローバイ,排気弁,燃料噴射での誤作動を同定できる。機関を効率良く運転するために知能燃焼制御(ICC)が開発されている。ICCシステムは最新のWartsila機関制御システム(WECS-9520)にオプションで含める事が出来る。燃料品質設定(FQS)を調整していない機関と比較して,ICCを作動させた機関では全ての機関負荷に対して燃費は約2.5g/kWh削減できる。WartsilaのICMはABB社のCylmateシステムに基づいている。クランク角度とシリンダ圧力を計測する事により,各シリンダの熱的又は機械的過負荷の危険性がClymate解析及び監視機能により防止される。