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J-GLOBAL ID:201202235728339521   整理番号:12A0377269

生きたマウス脳におけるナノスコピー

Nanoscopy in a Living Mouse Brain
著者 (5件):
資料名:
巻: 335  号: 6068  ページ: 551  発行年: 2012年02月03日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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脳内部での活動解明には,生きた動物におけるニューロン画像処理が必要である。トランスジェニック生物系において蛍光蛋白質でタグ化されたニューロンの共焦点および多光子顕微鏡による可視化は,光波長の半分(200~300nm)より近い特徴を識別できない。本論文で誘導放出枯渇(STED)顕微鏡を用いた本障壁の克服について述べた。動物脳上に,488nm波長の70psの80MHz励起パルス列を開口数1.3のレンズで集光する上向光走査型STED蛍光顕微鏡を開発して,生きたマウスの大脳皮質の動態観察を報告した。thy1遺伝子調節要素の制御下にある増強黄色蛍光蛋白質(EYFP)を発現するトランスジェニックマウスを用いて,体性感覚皮質の樹状突起のSTED画像が観察された。EYFPによる592nm STEDビーム吸収による組織損傷は軽微なものだったが,将来的な解決策としては>700nmのSTEDビームを必要とする赤色蛍光蛋白質の使用や,可逆性切替可能な蛍光蛋白質でタグ化したトランスジェニック動物の使用が考えられる。
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分類 (1件):
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生体の顕微鏡観察法 
タイトルに関連する用語 (2件):
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