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J-GLOBAL ID:201202235808931898   整理番号:12A1571044

免疫沈降(IP)-タンデム質量分析(MS/MS)を用いたH929多発性骨髄腫細胞におけるまれなBCR-ABLチロシンキナーゼ融合蛋白質の検出

Detection of a rare BCR-ABL tyrosine kinase fusion protein in H929 multiple myeloma cells using immunoprecipitation (IP)-tandem mass spectrometry (MS/MS)
著者 (6件):
資料名:
巻: 109  号: 40  ページ: 16190-16195  発行年: 2012年10月02日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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H929多発性骨髄腫(MM)細胞における免疫沈降(IP)-タンデム質量分析(MS/MS)の結果,予想もしなかったBCR-ABLチロシンキナーゼ融合蛋白質を見出した。BCR-ABLは慢性骨髄性白血病(CML)の推進的突然変異で,他の癌では認められていない。H929細胞で,ホスホチロシン(pY)ペプチドのIP,ホスホイノシチド-3-キナーゼ(PI3K)の制御サブユニットp85のIPおよび増殖因子受容体結合蛋白質2(GRB2)アダプターのIPによる3つのIP-MSを用いて,BCR-ABL融合蛋白質を発見した。IP-MSで同定されたBCR-ABLを生化学的および細胞遺伝学的に確認した。さらに,DNAシークエンシングから,e14a2の融合転写物が明らかになった。MAPKシグナル伝達で重要なチロシンホスファターゼSHP2およびGAB2アダプター蛋白質は3つのIP-MS実験に共通していた。チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)の効果を比較した結果,イマチニブだけがBCR-ABLを阻害してpERKとpS6Kを下方制御し,細胞増殖を阻害した。
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分類 (3件):
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腫ようの実験的治療  ,  血液の腫よう  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
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