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J-GLOBAL ID：201202235857864934   整理番号：12A1241533

酸浸出によるJinchuan硫化ニッケル精鉱からのフェライト磁性材料の直接析出

Direct preparation of ferrite magnetic material from Jinchuan nickel sulfide concentrate by acid leaching

著者 (5件)： ZHU Huihui (Univ. Sci. & Technol. Beijing, Beijing, CHN) ,  YU Ranbo (Univ. Sci. & Technol. Beijing, Beijing, CHN) ,  DENG Jinxia (Univ. Sci. & Technol. Beijing, Beijing, CHN) ,  CHEN Jun (Univ. Sci. & Technol. Beijing, Beijing, CHN) ,  XING Xianran (Univ. Sci. & Technol. Beijing, Beijing, CHN)
資料名： International Journal of Materials Research  (International Journal of Materials Research)
巻： 103  号： 8  ページ： 998-1003  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： E0438A  ISSN： 1862-5282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Jinchuan硫化ニッケル精鉱の有価金属元素を数種総合利用して,酸浸出から直接の硫化ニッケル精鉱からのフェライト調製に注目した。硫化ニッケル浮遊選鉱の圧力浸出及び塩酸でばい焼した硫化ニッケル精鉱の大気圧浸出を調べた。塩化物イオンは不動態反応生成物層を妨げ,反応を促すため,浸出剤として塩酸を採用した。フェライトを製造する調製法として共沈法を選択した。合成したニッケルフェライトを特性評価した。新しい方法で硫化ニッケル精鉱からCu²⁺とMg²⁺でドーピングしたニッケルフェライトの調製に成功した。プロセスは,硫化ニッケル精鉱のばい焼,大気圧での酸浸出,固体液体の分離,共沈,か焼の手順に従った。最適化ばい焼,浸出,共沈条件は,700°Cで240min空気中でばい焼,5h,95~99°Cで2Mの塩酸で浸出,液体と固体の比率が200:1,1h,4Mの酸化ナトリウム溶液で煮沸することであった。最適化条件で浸出すると,100%のニッケルと89%の鉄を抽出することができた。この方法でJinchuan精鉱から強磁性の優れたスピネルフェライトが直接できた。

シソーラス用語： 硫化ニッケル ,  *磁性材料 ,  塩酸 ,  析出 ,  X線回折 ,  精鉱 ,  *鉱石浸出法 ,  硫化鉱 ,  浮遊選鉱 ,  焙焼 ,  *ニッケルフェライト ,  分離 ,  共沈 ,  か焼 ,  酸化ナトリウム ,  強磁性 ,  スピネル型結晶
準シソーラス用語： 液固反応

分類 (1件)： 鉱石浸出法  (UA07090M)

タイトルに関連する用語 (6件)： 酸浸出 ,  硫化ニッケル ,  精鉱 ,  フェライト ,  磁性材料 ,  析出