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J-GLOBAL ID：201202235890596635   整理番号：12A0618171

地形条件が騒音伝搬に与える要因

著者 (3件)： 山元一平 (防衛施設周辺整備協) ,  横田考俊 (小林理学研) ,  佐藤浩久 (防衛省)
資料名： 騒音制御  (Journal of INCE/J)
巻： 36  号： 2  ページ： 133-138  発行年： 2012年04月01日 
JST資料番号： Y0804A  ISSN： 0386-8761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 伝播距離が数百m~数kmにまで及び,地形や気象条件が伝播特性を決める主な要因となる,自衛隊の訓練で生じる砲撃音や土木・建設工事における発破音などについて検討した。本報では,防衛省が砲撃音の伝播予測モデルを構築する際に,複数の自衛隊演習場周辺で実施された砲撃音の実測調査で得られたデータの一部を紹介し,地形条件が音の伝播に及ぼす要因について考察した。その結果,これまでの実測では地形の影響で反射性地表面上の半自由空間における距離減衰特性よりも明らかに音圧レベルが増幅される事例は確認できず,低周波領域に主成分を持つ砲撃音のような音であっても,地形は音を増幅させるよりも減衰させる要因であることが多いことが一連の実測で確認できたことを示した。

シソーラス用語： 騒音 ,  *音波伝搬 ,  *地形 ,  音源 ,  見通し内伝搬 ,  *測定データ ,  減衰 ,  谷 ,  湖沼 ,  遮蔽 ,  音圧レベル ,  *衝撃音
準シソーラス用語： 距離減衰 ,  *砲撃音

分類 (3件)： 騒音・振動一般  (SB04020T) ,  道路交通騒音・振動  (TB01020Z) ,  建設騒音・振動  (RA07120T)

引用文献 (5件)：

• 山元一平. 地形や気象の影響を考慮した砲撃音予測モデル. 日本音響学会講演論文集, 2009. 9. 2009, 945-948
• 山元一平. 砲撃音の長距離伝搬に及ぼす地形の影響. 日本音響学会講演論文集, 2008. 9. 2008, 951-954
• 山元-平. 砲撃音の長距離伝搬に対する地表面影響. 日本音響学会講演論文集, 2010. 9. 2010, 937-940
• 横田考俊. 屋外音響伝搬に及ぼす地表面ラフネスの影響に関する数値解析. 日本音響学会講演論文集, 2009. 9. 2009, 953-954
• 牧野康一. 砲撃音の長距離伝搬に及ぼす気象の影響. 日本音響学会講演論文集, 2008. 9. 2008, 955-958

タイトルに関連する用語 (3件)： 地形 ,  騒音伝搬 ,  要因