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J-GLOBAL ID:201202235904775007   整理番号:12A0105016

出産後の成長速度は子宮内胎児成長遅延で生まれたラットにおける新生児の視床下部の代謝及び神経単位の可塑性に関係している蛋白質の変化を調節する

Postnatal growth velocity modulates alterations of proteins involved in metabolism and neuronal plasticity in neonatal hypothalamus in rats born with intrauterine growth restriction
著者 (8件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 140-152  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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母体の蛋白質制限による子宮内胎児成長遅延(IUGR)は,摂食行動に関係する視床下部中枢に変化があるラットにおいて関連している。脳における周産期の母性低栄養の機構に対する洞察を得るために,著者らは,視床下部蛋白質がそれらの発現とその後の子宮での蛋白質制限を変えるかの確認にプロテオミクス解析を用いた。著者らは,妊娠したラットの蛋白質摂取量を制限した(8%対20%)動物モデルを用い,産生したIUGRの子を速育または遅い追いつき成長になる飼育方法に分けた。著者らは,多変量解析によって,周産期の栄養により3種のグループをはっきりと識別できる数種の蛋白質を確認した。これらの蛋白質は,神経発達(DRP,MAP2,Snca)と同様に,エネルギー検出経路(Eno1,E2PDH,Acot1及びFabp5),酸化還元状態(Bcs1L,PrdX3及び14-3-3蛋白質)またはアミン酸経路(Acy1)に関連していた。加えて,数種のキーとなる蛋白質の特異的発現はケトン体代謝及び脂質酸化に対する,脂質合成のために必要なエネルギー及び炭素骨格を提供するシャントの可能性を示唆していた。著者らの結果は妊娠期のみ(急速な追いつき成長を示すIUGR)または妊娠及び泌乳期(遅い出生後の成長)の母性の蛋白質欠乏は視床下部へのエネルギー供給を変えることになる多くの代謝経路を調節することを示している。これらの経路のいくつかはシグナリングに関係しているため,種々の出生後の成長速度への応答においてIUGRラットの視床下部プロテオーム適応はまた脳可塑性または神経成熟を干渉するかどうかについては決定を待つ状態である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド・アミノ酸の代謝と栄養  ,  神経系一般 

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