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J-GLOBAL ID:201202235918019019   整理番号:12A0146012

NMRと選択13C標識によって調べたアニソール熱分解の経路と反応速度論 ヘテロリチック一酸化炭素発生

Pathways and Kinetics of Anisole Pyrolysis Studied by NMR and Selective 13C Labeling. Heterolytic Carbon Monoxide Generation
著者 (4件):
資料名:
巻: 85  号:ページ: 124-132 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0450A  ISSN: 0009-2673  CODEN: BCSJA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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13Cと1H NMR分光法を適用することによって,暗中0.001~1.0M(M,mol/dm3)及び400~600°C(超臨界条件)で部位選択13C濃縮(H13CO12C6H5)と正アニソール化合物の熱分解を調べた。13C標識メチル基の変換はメトキシ起源フラグメント,13COと13CH4及び反応中間体,H13CHO*へ制限した。正フェニル基,12C6H5-は環崩壊なしにベンゼン,12C6H6とフェノール12C6H5OHに変換された。熱分解は二種類の素過程:(1)メトキシ基からフェニルへ分子内プロトン移動を通したフラグメント生成物C6H6と活性化中間体13CHO*を発生する律速単分子エーテル結合開裂(k1)及び(2)13CO,13CH4及びC6H5OHを発生する13CHO*からH3CO12C6H5への分子間プロトン/ヒドリド移動を通した高速二分子不均化(k2)からなる。速度定数(k1)と活性化エネルギーの一致にも拘らず文献中でフェノキシラジカル中間体(C6H5O・)を経由したホモリチック(ラジカル)機構に対照してヘテロリチック(イオン)機構によってCOは発生した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
芳香族単環フェノール類・多価フェノール  ,  分解反応  ,  有機化合物のNMR 

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