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J-GLOBAL ID:201202235952797624   整理番号:12A0937291

共溶媒疎水性優先相互作用の準化学理論

Quasi-Chemical Theory of Cosolvent Hydrophobic Preferential Interactions
著者 (4件):
資料名:
巻: 116  号: 22  ページ: 6506-6513  発行年: 2012年06月07日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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水性メタノール溶液中メタンとの共溶媒疎水性優先相互作用を評価した。評価は溶質-水と溶質-共溶媒分子分布関数に依存しないポテンシャル分布理論の準化学(QC)理論一般化を用いる分子シミュレーションから導いた溶質過剰化学ポテンシャルを基礎にして直接評価した。QC理論から導いたメタン-メタノール優先相互作用パラメータが溶質周りの明確な内部殻以内の重要な局所溶質-溶媒(水とメタノール)分子間相互作用とこの内部殻の外側の溶媒分子と非局所溶質相互作用の面でメタノール溶液中メタンの好適な溶媒和を定量的に捕捉できた。更に,溶質なし水性共溶媒溶液中の空洞生成の自由エネルギーから排他的に導くことができるようなユニークな内部殻を定義することができた。そこでは,この空洞は特定の内部殻とこの内部殻の外側の溶媒分子と溶質の平均相互作用または結合エネルギーに対応した。この内部殻の定義は溶質-共溶媒優先相互作用の記述を導いた。そこでは,これらの相互作用の分子詳細は共溶媒が水性共溶媒溶液単独での空洞統計量に及ぼす効果から誘導できた。この知見は共溶媒優先相互作用が蛋白質安定性と活量に影響を及ぼす分子機構に立体排除(高分子こみ合い)を超えた溶液の熱力学的挙動が寄与することを示唆した。
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分類 (1件):
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溶液論一般 

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