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J-GLOBAL ID:201202236011240675   整理番号:12A1691688

電熱気化誘導結合プラズマ質量分析と組み合わせた相間移動中空繊維液相マイクロ抽出による環境及び生物試料中の微量重金属の定量

Phase transfer hollow fiber liquid phase microextraction combined with electrothermal vaporization inductively coupled plasma mass spectrometry for the determination of trace heavy metals in environmental and biological samples
著者 (4件):
資料名:
巻: 101  ページ: 516-523  発行年: 2012年11月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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電熱気化誘導結合プラズマ質量分析(ETV-ICP-MS)と組み合わせた新規な相間移動中空繊維液相マイクロ抽出(PT-HF-LPME)法を,環境及び生物試料中の微量Co,Pd,Cd,及びBiの定量のために開発した。PT-HF-LPMEでは,中間溶媒(1-ブタノール)を試料溶液に加えて,標的金属イオンとキレート試薬(8-ヒドロキシキノリン,8-HQ)との接触面積を確実に最大にし,8-HQ-金属錯体の形成とその後の抽出溶媒(トルエン)による抽出を促進した。標的金属のPT-HF-LPMEによる抽出効率に影響を及ぼす実験パラメータを,シンプレックス最適化と直交配列表設計(OAD)実験により研究した。最適条件下では,Co,Pd,Cd及びBiの濃縮係数はそれぞれ,110,393,121及び111倍であり,検出限界(LODs,3σ)は3.7~8.3ngL-1の範囲であった。相対標準偏差(RSDs,c=0.5ngmL-1,n=7)はCo,Pd,Cd及びBiでそれぞれ8.7,6.2,12.4及び12.9%であった。本研究の正確性を評価するため,GSBZ50009-88環境用水とGBW09103ヒト尿の2つの認証標準物質を分析し,Cdで得られた結果は保証値と良好に一致した。最後に,開発した方法は,湖水とヒト尿試料のCo,Pd,Cd及びBiの分析にうまく適用できた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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抽出  ,  無機物質の物理分析一般 

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