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J-GLOBAL ID:201202236094547947   整理番号:12A1223100

回復の予期せぬ結果:堰取り付け後の早瀬および礫支持層の損失

Unintended consequences of restoration: Loss of riffles and gravel substrates following weir installation
著者 (6件):
資料名:
巻: 109  ページ: 154-163  発行年: 2012年10月30日 
JST資料番号: H0435B  ISSN: 0301-4797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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在来アカオビマスおよび他の水中生物相に対する水路形態および基底流量生息場所条件に対する勾配制御構造物の効果を評価するために,オレゴン,Donner und Blitzen川の回復前および後の水路調査を使用した。設置後6年で,水路は早瀬や深い淀みの割合が少なく,また礫支持層も少なく,これは静水域および河床表面上の圧密粘土の割合増加と結びついている。堰の下流の局所洗掘も堰の上流の背水効果も水路の全体的な平坦化および清澄を引き起こすと思われる。ダイレクトステップ背水計算は,背水が低流量および高流量の両者で上流の堰まで広がり,短い急落によって分離された静水域の長い区域を作り上げることを示している。背水効果にもかかわらず,堰設置前および6年後の縦断面の比較は,ほぼ全ての堰の下流の河床浸食を示したが,これは恐らく水路床および土手を支配する粘着性粘土材料の結果である。深い内部水路は粘土の粘着性や磨耗のメカニズムを反映し,また堆積物負荷が流れの移送容量と比較して低いことを示した。不幸なことに,堰は粘着性粘土支持層,限られた堆積物供給,および低水路勾配の故にこのシステムにおいて問題がある。背水による深い流れは定住するマスにより適しているけれども,少ない礫および少ない早瀬はマス産卵環境,大型無脊椎動物群落,および生物膜生産性にマイナスの影響を与えそうである。本結果は,特定の地形状況に対して無力であり,また生態系の他の状況を無視する回復に対する単一特徴法の潜在的限界を明らかにした。プロジェクト設計およびシステム応答の予測にシステムの地形特性を組み込む必要に光を当てた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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湖沼学,河川学  ,  河川工事 

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