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J-GLOBAL ID：201202236149585207   整理番号：12A1547995

聴覚障害リスナにおけるアノイアンス知覚とそのモデル化

ANNOYANCE PERCEPTION AND MODELING FOR HEARING-IMPAIRED LISTENERS

著者 (5件)： VISHNUBHOTLA Srikanth (Starkey Lab., Inc., MN, USA) ,  XIAO Jinjun (Starkey Lab., Inc., MN, USA) ,  XU Buye (Starkey Lab., Inc., MN, USA) ,  MCKINNEY Martin (Starkey Lab., Inc., MN, USA) ,  ZHANG Tao (Starkey Lab., Inc., MN, USA)
資料名： Proceedings. IEEE International Conference on Acoustics, Speech and Signal Processing  (Proceedings. IEEE International Conference on Acoustics, Speech and Signal Processing)
巻： 2012 Vol.1  ページ： 161-164  発行年： 2012年 
JST資料番号： E0316B  ISSN： 1520-6149  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アノイアンスは都市の設計や運輸産業のほか広い分野で重要なテーマであり,これを予測する多種のモデルが開発されている。これらのモデルはアノイアンスを推定するコスト効率の高い方法として有用であるが,補聴器アルゴリズム開発における応用ではこれまでの聴覚健常(NH)リスナに基づくモデルでは大きな制約がある。聴覚障害(HI)リスナにとってはノイズを最小化するよりもアノイアンスを最小化する方がくつろぎ感を得る上で有効である。ここでは,現実の環境騒音に対するNHリスナおよびHIリスナの知覚アノイアンスに関するデータを収集し,比較した。その結果,いずれのリスナのアノイアンスもラウドネスに強く依存し,その評価の変動範囲は,高い等ラウドネス条件下でHIリスナの方がNHリスナより小さいことがわかった。また特定ラウドネスや他の知覚特徴量の統計に基づいて求めたNHリスナのデータに適合する回帰モデルを用いてHIリスナのアノイアンスを推定した結果,HIリスナのデータに整合せずこのモデルではHIリスナのアノイアンスを推定できなかった。従ってHIリスナの高精度アノイアンス推定にはモデルをさらに改良する必要がある。

シソーラス用語： 聴覚障害 ,  *うるささ ,  *ラウドネス ,  *補聴器 ,  環境騒音 ,  心理音響 ,  *聴覚障害者
準シソーラス用語： *アノイアンス

分類 (1件)： 生体代行装置  (EL04000N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 聴覚障害 ,  アノイアンス ,  知覚 ,  モデル化