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J-GLOBAL ID:201202236165554125   整理番号:12A0925396

X線とγ線検出物質Cs2Hg6S7の結晶成長と特性化

Crystal Growth and Characterization of the X-ray and γ-ray Detector Material Cs2Hg6S7
著者 (12件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 3250-3256  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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反応物質としてのCs2S7とHgからCs2Hg6S7を大規模合成し,Bridgman法によって数cmの大きさの結晶を成長させた。過剰のSを用いて成長させた結晶は最高の抵抗率と移動度-寿命(μτ)の積を示した。過剰のSは密封したチューブ内の圧力を上げて結晶成長に適した状態にすると考えられる。Hgの含有量は不十分であることが走査型電子顕微鏡(SEM)によって観測されているが,アニーリングによって抵抗率は改良できる。弱い第2高調波発生(SHG)が検出されたが,Cs2Hg6S7は可視光から近赤外範囲までの可変二重振動光を連続的に発することができる。α軸とc軸にそったCs2Hg6S7の熱膨張係数は相対的に小さく,c軸と平行および垂直な熱伝導率はそれぞれ0.48と0.3W/mKの低い値になった。他のγ検出結晶と比較して,Cs2Hg6S7結晶のμτ積はテルル化亜鉛カドミウム(CET)と一致しており,HgI2やTlBrよりはるかに高くなっている。直径~20mmの大きさの結晶成長は実現可能であり,Cs2Hg6S7の合成と結晶成長の改良によってγ線に利用できるレベルまでの改良が期待できる。
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分類 (4件):
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固-液界面  ,  半導体の結晶成長  ,  放射線検出・検出器  ,  半導体結晶の電気伝導 
タイトルに関連する用語 (5件):
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