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J-GLOBAL ID:201202236173023562   整理番号:12A0808701

表面増強ラマン分光法とラマン標識磁性ナノ粒子の組み合わせによるミルク中のメラミンの検出

Detection of melamine in milk by surface-enhanced Raman spectroscopy coupled with magnetic and Raman-labeled nanoparticles
著者 (5件):
資料名:
巻: 403  号:ページ: 2009-2017  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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メラミンの高感度迅速検出に表面増強ラマン分光法(SERS)に基づく新たな方法を開発した。ラマン活性化合物によって被覆した球状磁性-コア金-シェルナノ粒子(AuNPs)と棒状金ナノ粒子(ナノロッド)を用い,メラミン分子とのコンプレックスを形成した。ラマン活性化合物として,容易に金ナノ粒子表面に吸着して自己組織化単分子膜(SAM)を形成し,対称NO2伸縮のために1330cm-1で強いラマン散乱を示す5,5′-ジチオビス(2-ニトロ安息香酸)を用いた。検量線は,メラミン濃度に対して1330cm-1でのラマンバンド面積をプロットして得た。直線関係が得られ,相関係数は0.997であった。検出限界(LOD)と定量限界(LOQ)は,それぞれ0.38と1.27mgL-1であった。メラミンを種々の濃度で添加したスキムミルクの分析に本法を適用した。2-15mgL-1の範囲の濃度での回収率は,95-109%であり,平均RSDは1.71%であった。全分析時間は,15分以下であった。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の物理分析  ,  乳製品 
引用文献 (38件):
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