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J-GLOBAL ID：201202236217246858   整理番号：12A0339518

アサガオ樹脂グリコシドによるヒト乳房腫瘍細胞の多薬剤耐性反転

Reversal of Multidrug Resistance by Morning Glory Resin Glycosides in Human Breast Cancer Cells

著者 (4件)： FIGUEROA-GONZALEZ Gabriela (Universidad Nacional Autonoma de Mexico, Mexico City, MEX) ,  JACOBO-HERRERA Nadia (Unidad de Bioquimica) ,  ZENTELLA-DEHESA Alejandro (Unidad de Bioquimica) ,  PEREDA-MIRANDA Rogelio (Universidad Nacional Autonoma de Mexico, Mexico City, MEX)
資料名： Journal of Natural Products  (Journal of Natural Products)
巻： 75  号： 1  ページ： 93-97  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： C0012B  ISSN： 0163-3864  CODEN： JNPRDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アサガオ属(Convolvulaceae)由来の30種の樹脂グリコシドによる多薬剤耐性(MDR)反転をビンブラスチン耐性ヒト乳癌細胞(MCF-7/Vin)で評価した。これらの両親媒性化合物の細胞毒性とP-糖蛋白質(P-gp)仲介MDRに及ぼす効果をスルホローダミンB比色アッセイで調べた。5~25μg/mL濃度の活性非細胞毒性化合物がビンブラスチン感受性を1~1906倍強化した。ムルコイジンV(A)はMDR反転剤としてのレセルピン使用持のローダミン123の細胞内蓄積を増加させ,ビンブラスチン活性を255倍増進した。AとMCF-7/Vin細胞の培養でローダミン123吸収量が増加し,流出速度を低下させた。AによるP-gpの発現低下をP-gpモノクローナル抗体との培養後の免疫蛍光フローサイトメトリで認めた。これらのことから,樹脂グリコシドは腫瘍療法におけるMDRを克服するための流出ポンプ阻止剤(EPI)となることがわかった。

シソーラス用語： *アサガオ ,  *多剤耐性 ,  *グリコシド ,  *P糖タンパク質 ,  *膜貫通タンパク質 ,  乳房腫瘍 ,  腫瘍細胞 ,  MCF7細胞 ,  トランスロカーゼ ,  アドレナリン遮断薬 ,  スルホン酸 ,  芳香族アミン ,  酸素複素環化合物 ,  キノイド化合物 ,  共役ジエン ,  インモニウム ,  芳香族縮合化合物 ,  第三アミン ,  脂肪酸 ,  窒素複素環化合物 ,  インドールアルカロイド ,  架橋化合物 ,  フェノールエーテル ,  カルボン酸エステル ,  ジオール ,  ヒドロキシ酸 ,  脂環式化合物 ,  芳香族カルボン酸 ,  カルボリンアルカロイド ,  第二アルコール ,  ピリリウム ,  ジアミン ,  第一アミン

分類 (3件)： グリコシド,配糖体  (CF10057O) ,  薬物の相互作用  (GV01070X) ,  生物学的機能  (EB02020R)

物質索引 (5件)： スルホローダミンB ,  ビンブラスチン ,  レセルピン ,  ローダミン123 ,  ムルコイジンV

タイトルに関連する用語 (7件)： アサガオ ,  グリコシド ,  ヒト ,  乳房腫瘍 ,  細胞 ,  多薬剤耐性 ,  反転