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J-GLOBAL ID：201202236258084510   整理番号：12A0782795

G蛋白質共役型受容体GPR34のリガンド特異性

The ligand specificity of the G-protein-coupled receptor GPR34

著者 (9件)： RITSCHER Lars (Univ. Leipzig, Leipzig, DEU) ,  ENGEMAIER Eva (Univ. Leipzig, Leipzig, DEU) ,  STAEUBERT Claudia (Univ. Leipzig, Leipzig, DEU) ,  LIEBSCHER Ines (Univ. Leipzig, Leipzig, DEU) ,  SCHMIDT Philipp (Univ. Leipzig, Leipzig, DEU) ,  HERMSDORF Thomas (Univ. Leipzig, Leipzig, DEU) ,  ROEMPLER Holger (Univ. Leipzig, Leipzig, DEU) ,  SCHULZ Angela (Univ. Leipzig, Leipzig, DEU) ,  SCHOENBERG Torsten (Univ. Leipzig, Leipzig, DEU)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 443  号： 3  ページ： 841-850  発行年： 2012年05月01日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： GPR34の活性化因子であるリゾPS(リゾホスファチジルセリン)がGPR34に対して内生のアゴニストであるかを調べるために,筆者らはGPR34オーソログに対するリゾPSアゴニスト特異性の進化的な保存性を調べた。調べた中で,コイのGPR34サブタイプのみがリゾPS刺激への十分な活性を示したが,マウスやヒトのものは活性を示さなかった。GPR34においてヒトとコイのオーソログを部分的に交換したところ,第2細胞外ループ(EL2)領域と第5膜貫通(TM5)領域で入れ替えると,コイのGPR34にようにヒトのGPR34がリゾPSを認識した。さらに1塩基置換によりアゴニスト活性を誘導できた。この研究結果より,一部のGPR34がたまたまリゾPSを認識するように進化したが,ヒトのGPR34オーソログの内生アゴニストはリゾPSでなく別にあるとした。

シソーラス用語： 膜貫通タンパク質 ,  *情報伝達受容体 ,  グリセリド ,  *リゾリン脂質 ,  生物学的比較 ,  部位特異的変異誘発 ,  アミノ酸配列 ,  ヒト ,  コイ ,  薬物 ,  構造活性相関 ,  融合タンパク質
準シソーラス用語： *GPR34 ,  アゴニスト ,  キメラ蛋白質 ,  *リゾホスファチジルセリン

分類 (2件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： G蛋白質共役型受容体 ,  リガンド ,  特異性