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J-GLOBAL ID:201202236264863008   整理番号:12A0966378

インドネシアのAcehにおいて土壌特性に影響を与えた津波の動力学

The Dynamics of Tsunami Affected Soil Properties in Aceh, Indonesia
著者 (6件):
資料名:
巻:ページ: 11-20  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: L6908A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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津波影響を受けた土質の動力学を理解することは,津波事故の後,地元の農業を再建するための手がかりとなる。著者らは,2004年12月26日のインド洋津波の後,Nanggroe Aceh Darussalam(NAD)行政区(インドネシア)の沿岸地域で,一連の土壌研究を行った。研究の目的は,以下の評価であり,1)土壌障害の範囲および種類,2)被災地の土壌性状,3)時間による土質の変化,および4)作物の反応についてである。土壌障害の範囲および重症度の調査は,2005年1月から2007年の終わりまで行われた。4つの土壌性状は,2005年5月および2007年8月にAceh Besar地区で評価した。2005年中頃から2007年末まで,土壌塩分変動を何箇所かの監視地点で評価した,すなわち土壌サンプルについては電気伝導度計(EC)により,野外では電磁誘導土壌電気伝導度計(EM38)を用いた。沿岸地域では,津波は5km内陸部まで影響を及ぼした。損傷は,永久湛水から津波泥土/砂の沈殿,表層土壌クラスト化および土壌塩分にいたるまで多岐にわたった。津波の数週間後に,最高84dSm-1の塩分レベルが測定されたが,横方向/垂直方向排水が制限される地域を除いて,2007年10月までに4dSm-1以下に減少した。土壌pH,有機炭素量,交換性陽イオンおよび総リン量は,津波で形成された「O」水平層の方が下層より高かった。イネおよび乾地作物の収量は,津波後のはじめの何シーズンかは低く,空莢のナンキンマメや不稔籾の米が一般的にみられた。これは,塩分,ナトリウム度,陽イオン不均衡および微量栄養素の低稼働率の組合せに起因していると考えられた。津波の影響は非常に変動的であるので,管理を効果的にするためには,地域特異的である必要がある。一般的に,有機物の理論的な,潅漑および排水システムの復旧および有機物の施用が,土壌回復を早められる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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自然災害  ,  土壌学一般 
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