抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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半導体工業などでは気液二流体ジェット洗浄が利用されている。著者らは気体として水蒸気を使用する表面洗浄方式を開発したが詳細機構は不明であった。本稿はその機構の解明のために実施した実験結果について提示する。実験装置中で水,エタノール,水/エタノール混合液の液滴を異なる表面粗さの固体表面に落下衝突させ,その変形過程を調査した。その結果,従来の報告どおり,Weber数が数百の液滴は,水ではラメラのみが観察され,エタノールではスプラッシュの形成が観察された。水/エタノール混合液ではEt10(σ=51.7mN/m)でラメラ先端から微小液滴が飛散し,スプラッシュの形成が観察された。また周囲気体の圧力を40kPa以下に減少させると常圧でスプラッシュであったものがラメラのみに移行することが観察された。