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J-GLOBAL ID:201202236322677325   整理番号:12A0378320

腫瘍成長抑制における変化した皮質極性とPI3K/TOR経路間の相乗作用

Synergism between altered cortical polarity and the PI3K/TOR pathway in the suppression of tumour growth
著者 (3件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 157-162  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: W1261A  ISSN: 1469-221X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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pins遺伝子の機能喪失は神経芽細胞(NB)極性と非対称分裂を部分的に破壊し,NBの大きさや数を減じてDrosophila幼虫の脳成長を阻害する。また食物の枯渇も成長を阻害する。本研究でpinsの機能喪失と食物制限の組合せがNB非対称性,Miranda発現細胞の過剰増殖,脳の過剰成長,同種移植時の腫瘍成長頻度の上昇の消失を生じることを示した。食物を十分与えたpins幼虫で見られたのと同じ効果が,pi3k突然変異体やTOR阻害剤であるラパマイシン曝露した幼虫で観察された。このことから,食物枯渇に感受性の経路と,PI3KやTORに依存した経路は,pins機能の減弱を伴うDrosophila幼虫脳における腫瘍成長抑制に必須であることが示された。本知見は,通常は成長促進性で,栄養を感知するPI3K/TOR経路が,細胞極性が減弱した神経幹細胞においては腫瘍形成を抑制するという予想外の結果を際立たせるものである。
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分類 (2件):
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発癌機序・因子  ,  細胞生理一般 

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