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J-GLOBAL ID:201202236353271874   整理番号:12A0660351

ジスルフィド結合のピレン媒介光分解による水銀(II)イオンの検出

Mercury(II) Ion Detection via Pyrene-Mediated Photolysis of Disulfide Bonds
著者 (4件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 1286-1289  発行年: 2012年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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最近,DNA-金属配位化学に基づいた蛍光分析によるHg2+検出のための新しいアプローチが開発され,また最近,著者らはピレンが350nmの光照射によってジスルフィド光開裂を引き起こすことを見出した。そして,DNAフレームワーク中のピレン部位がジスルフィド結合の光分解を促進することから,本研究では,このジスルフィド結合のピレン媒介光分解特性を利用したHg2+センシングシステムを構築した。Hg2+存在状態で,T-Hg2+-T塩基対のHg2+媒介共役によってHg-PyrプローブとHg-SSプローブが会合し,350nmの光放射によって,ジスルフィド架橋においてHg-SSプローブを開裂させることができた。そしてこの光分解に続いて,Hg-Pyrプローブへの低減された親和性によってHg-SSプローブ中の開裂部位が放出される結果,FAM蛍光が回復してHg2+検出のために必要な信号を与えた。こうした蛍光増幅現象はHg2+に鋭敏かつ特異的であり,分光計によってHg2+を定量することができる。30nM,60nM及び80nMのHg2+をスパイクした水試料によって検出性能を調べた。回収率は90.2%,116.3%及び112.5%であった。
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分類 (3件):
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無機化合物一般及び元素  ,  分光分析  ,  光化学反応 
タイトルに関連する用語 (5件):
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