文献
J-GLOBAL ID:201202236356159625   整理番号:12A0340258

エナンチオ選択的N-H挿入のための既知二核性キラルスピロ銅触媒

Well-Defined Binuclear Chiral Spiro Copper Catalysts for Enantioselective N-H Insertion
著者 (4件):
資料名:
巻: 134  号:ページ: 436-442  発行年: 2012年01月11日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
よく知られたキラル’スピロビスオキサゾリン’リガンドの銅錯体によって触媒されるアニリンによるα-ジアゾエステル(12種類)の不斉N-H挿入を詳細に検討した。その結果,アニリンによるα-アルキル-α-ジアゾ酢酸エステルの銅触媒性不斉N-H挿入が高エナンチオ選択的(98%ee)に進むことが立証され,この反応が蛋白質ビルディングブロックとしてのキラルアミノ酸誘導体の効率的合成法として利用できることが示された。基質の電子特性とN-H挿入のエナンチオ選択性との相関研究をもとに,この反応はステップワイズ挿入機構で進行することが支持され,プロトン移動が律速段階と推定された。X線解析およびESI-MS分析から明らかとなった,14-電子銅中心,trans配位モデル,完全C2-対称キラルポケット,および有意Cu-Cu相互作用を持つこの二核性キラルスピロ銅触媒の分子構造について述べ,この新たに解明された触媒構造がN-H挿入反応の反応性と高エナンチオ選択性に寄与しているものと推定した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第11族,第12族元素の錯体 
タイトルに関連する用語 (1件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る